2022年01月17日(月)
みなさまこんにちは。
下肢静脈瘤日帰り手術を行っています大阪門真市の今村血管外科クリニックです。
下肢静脈瘤とはどのような状態でしょうか。
簡単に言うと、静脈の逆流防止弁が壊れて血液が逆流し溜まってしまう状態です。
人間の体には心臓から送り出した血液を流す「動脈」と、心臓に戻っていく血液を流す「静脈」があります。足からの血液は重力に逆らって心臓に戻るため静脈には血液の逆流防止弁が付いています。
この静脈弁が妊娠や立ち仕事を契機に機能しなくなり血液が逆流することで発症するのが下肢静脈瘤です。
長時間の立ち仕事、妊娠中の腹圧上昇などにより静脈弁が壊れ血液が逆流して下肢に血液が溜まり、膝から下の内側に血管の拡張、こぶが目立つようになります。無症状の場合もありますが、下肢に血液が溜まるため“うっ血”を来し、様々な症状が出ます。
足の血管のデコボコ、むくみやだるさ等の症状でお困りの方は一度ご相談下さい。