お知らせ|大阪府門真市の今村血管外科クリニック│下肢静脈瘤の日帰り手術・レーザー治療

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2021年10月20日(水)

皆さんこんにちは。
大阪府門真市の今村血管外科クリニックです。

下肢静脈瘤の治療法の1つ、レーザー治療についてご説明します。

 

下肢静脈瘤レーザー療法(血管内レーザー焼灼術)とは

下肢静脈瘤の原因は、静脈内にある血液の逆流を防ぐ弁が壊れてしまうことです。このように弁不全を起こした静脈を引き抜く手術を、「ストリッピング手術」といいます。治療効果が高く得られて再発率も低いのですが、患部の周囲にある知覚神経にダメージを与えることがあるなどのデメリットもある治療法です。
このストリッピング手術と同等の効果が得られ、身体への負担も比較的少ないのが「レーザー療法(血管内レーザー焼灼術)」です。
レーザー療法では、カテーテルを用いて弁不全の起こった血管の中にレーザーファイバーを挿入します。そして血管の内側からレーザーを照射し、血管の中を焼いて血管としての機能を失わせます。血液が流れなくなるので、ここに血液がたまることはなくなります。機能を失った血管は少しずつ細くなり、数ヶ月経過すると体内に吸収されます。
ストリッピング手術のような皮膚の切開がないので局所麻酔で行い、日帰りでの治療が可能です。

 

レーザー治療のメリット

身体への負担が少ないということが大きな特徴です。レーザーによる治療なので、手術中の痛みがほとんどありません。また、切開することがないため、術後の痛みも従来のストリッピング手術に比べて軽減されます。ストリッピング手術で懸念される知覚神経へのダメージについても、レーザー治療ではその可能性が低くなります。
治療にかかる時間は約30分と比較的短く、局所麻酔なので日帰りで治療できます。術後すぐに歩けて、日常生活への影響がほぼありません。
一部例外がありますが、保険が適用されることも大きなメリットです。

 

レーザー治療のデメリット

日本でレーザー治療が行われるようになったのは、比較的最近のことです。そのため、長期成績(5~10年)が少ないということが挙げられます。また、治療を行えるのは学会から認定された設備と医師がそろっている必要があります。そのため、限られた病院でしか受けられません

 

まとめ

レーザー治療は、これまでさまざまな事情によってストリッピング手術を受けられなかった方の選択肢を広げる治療法です。門真市宮野町の「今村血管外科クリニック」では、レーザー治療はもちろん、ストリッピング手術も日帰りで対応しています。ほかの治療法も含めて、わからないことなどがありましたらいつでもご相談ください。

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