お知らせ|大阪府門真市の今村血管外科クリニック│下肢静脈瘤の日帰り手術・レーザー治療

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2021年04月23日(金)

皆さんこんにちは。
大阪府門真市の今村血管外科クリニックです。

下肢静脈瘤の原因や、なりやすい人の特徴をご紹介します。

 

下肢静脈瘤とは

「下肢」は脚のことを、「静脈瘤」は静脈という血管がコブのようにふくらむことを表しています。つまり、脚の静脈がふくらんでコブのように見える状態のことです。症状は人によって異なり、コブが目立たなかったり、皮膚が変色したり、湿疹が出たりすることもあります。
コブのように見えるので「腫瘍かも?」と思うかもしれませんが、静脈のはたらきが悪くなったことによりふくらんでしまうので腫瘍ではありません。

 

下肢静脈瘤の原因とは

血管には「動脈」「毛細血管」「静脈」の3種類があります。動脈は血液を心臓から全身に送り、毛細血管は身体の末端まで血液を巡らせ、静脈は全身に送られた血液を心臓に戻す、というはたらきがあります。
動脈と毛細血管を流れる血液は、心臓がポンプの役割を果たして全身に届けられます。静脈にとってポンプのような役割を果たしてくれるのが、ふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉を使うと血管が押しつぶされ、その勢いで血液を上へ流し、血管内にあるㇵの字のような形をした弁(静脈弁)によって逆流を防いでいます。
しかし、この弁が壊れて血液がうまく上に流れなくなると、血液がたまってコブのように血管がふくらんでしまうのです。

 

下肢静脈瘤になりやすい人とは

「遺伝」「加齢」「立ち仕事」「妊娠・出産」のどれかに当てはまると下肢静脈瘤になりやすい傾向があります。
下肢静脈瘤は遺伝性が非常に高く、両親ともに症状がある場合は約80%の人に症状が出るといわれています。
また、年齢を重ねると、血液の逆流を防ぐ弁が壊れやすくなり、さらに筋力の低下によってふくらはぎのポンプのはたらきが弱くなってきます。
仕事の関係上、あまり動かずに1日8時間以上立つ人も注意が必要です。常に静脈に重力がかかっているので弁の負担が大きく、壊れるリスクが高くなります。
女性は男性に比べると、逆流を防ぐ弁を含む軟部組織が弱い傾向があります。さらに、妊娠・出産の期間は女性ホルモンが影響して血管が広がりやすくなり、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて脚の血液が心臓まで戻りにくくなります。
このほか、運動不足の方や肥満の方も全身の血液の流れ自体が悪くなるので、気をつけなければいけません。

 

まとめ

下肢静脈瘤になっても外見の変化がなく、むくみやだるさだけを感じる方もいます。違和感のある方は、病院で検査を受けてみましょう。門真市宮野町の「今村血管外科クリニック」では下肢静脈瘤について丁寧に診断・治療いたしますので、お気軽にご相談ください。

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