2021年12月21日(火)
こんにちは。京阪電鉄大和田駅前の今村血管外科クリニックです。
下肢静脈瘤は何年もかけて徐々に悪化する病気で、最初は自覚症状があまりなく、また静脈瘤特有のような症状がないため放置されがちです。
明け方におこる“こむらかえり”がひどく整形外科を受診したり、足の皮膚炎が悪化してきたため皮膚科を受診したり、正確な診断がされず放置されている場合も多くあります。
静脈瘤による“うっ血症状”(浮腫み、だるさ、疲労感、こむらかえり)などは、弾性ストッキングによる圧迫療法で症状は軽減されます。
しかし、弾性ストッキングによる圧迫療法では根本的な治療にはならないので悪化するようなら手術が適応になります。
手術はレーザーや高周波による日帰り手術となり、時間も20~30分ほどで歩いて帰宅できます。
症状でお困りの方は一度ご相談ください。